メールとメッセンジャーのファイルサイズの上限
Gmail、Outlook、Yahoo、iCloud、WhatsApp、Telegram、Discord、Slackなどの添付・アップロードの上限を、各ヘルプページで確認してまとめました。
添付ファイルとアップロードの上限一覧
この表は、各サービスがヘルプページで公表している上限をまとめたものです。すべての項目を2026年10月22日に確認しました。これらの数値はときどき変更されるため、それぞれの出典を表の下にリンクしています。
| サービス | 上限 | 適用範囲 |
|---|---|---|
| Gmail(個人アカウント) | 25MB | 1通のメールの添付ファイル合計。超えるとGmailが代わりにGoogleドライブのリンクを挿入 |
| Gmail(Google Workspace) | 管理者が設定 | 職場や学校のアカウント |
| Outlook.com | 25MB | 本文と挿入した画像を含むメール全体。2GBまでのファイルへのOneDriveリンクは含まない |
| IMAPまたはPOPアカウントで使うOutlookデスクトップアプリ | 20MB | すべての添付ファイルの合計に対する既定の上限 |
| Microsoft 365の職場・学校のメール | 送信35MB、受信36MB(既定) | 管理者が1〜150MBに設定可能。Outlook on the webでは設定値より約25%少ない |
| Yahoo Mail | 25MB | 送受信する1通のメッセージの添付ファイル合計 |
| iCloudメール | 20MB(Mail Dropなら最大5GB) | メッセージ全体。Mail Dropのリンクは30日間有効 |
| Proton Mail | 送信25MB、受信50MB | 1通のメッセージの添付ファイル合計(最大100ファイル) |
| 書類は2GB、動画は既定で720p・100MB | 低速な回線では、動画の既定の上限は480p・64MB | |
| Telegram | 1ファイル2GB(Premiumなら4GB) | すべてのファイル形式 |
| Discord | Nitroなしで20MB、Nitro Basicで50MB、Nitroで最大1GB | 1ファイルあたり。無料の上限は2026年8月に10MBから引き上げ |
| Slack | 1GB | 1ファイルあたり。すべてのプランのメンバーとゲスト |
出典
- Gmail:https://support.google.com/mail/answer/6584 (新しいタブで開きます)
- Outlook.com:https://support.microsoft.com/en-us/outlook/sending-limits-in-outlook-com (新しいタブで開きます)
- Outlookデスクトップアプリ:https://learn.microsoft.com/en-us/outlook/troubleshoot/message-body/attachment-size-exceeds-the-allowable-limit-error (新しいタブで開きます)
- Microsoft 365:https://learn.microsoft.com/en-us/office365/servicedescriptions/exchange-online-service-description/exchange-online-limits (新しいタブで開きます)
- Yahoo Mail:https://help.yahoo.com/kb/SLN5673.html (新しいタブで開きます)
- iCloudメール:https://support.apple.com/en-us/102198 (新しいタブで開きます)、Mail Drop:https://support.apple.com/en-us/108329 (新しいタブで開きます)
- Proton Mail:https://proton.me/support/attaching-multiple-documents-to-a-message (新しいタブで開きます)
- WhatsApp:https://faq.whatsapp.com/453914586839706 (新しいタブで開きます)
- Telegram:https://telegram.org/faq (新しいタブで開きます)
- Discord:https://support.discord.com/hc/en-us/articles/25444343291031-File-Attachments-FAQ (新しいタブで開きます)
- Slack:https://slack.com/help/articles/201330736-Add-files-to-Slack (新しいタブで開きます)
上限より小さいのに送れない理由
メールはもともとテキスト用に設計されたため、添付ファイルは送信前にテキストに変換されます(Base64エンコード)。そのため、送信中のサイズは約3分の1大きくなります。Microsoftはこの増加を33%としており、Protonもエンコードされたファイルは端末上より少し大きくなると注意を促しています。結果として、24MBの添付ファイルが25MBの上限には大きすぎる、ということが起こります。ほかにも次の点に注意してください。
- 上限はたいていファイルごとではなく、メッセージごと。6MBの写真5枚を合わせると、25MBの上限を超えます。
- 受信側の上限も関係する。25MBまで送信できても、受信側の企業のサーバーが10MBや20MBまでしか受け付けず、メッセージが差し戻されることがあります。
- 職場のアカウントは異なる。企業、学校、大学では管理者が上限を決めるため、公表されている数値より低いことがあります。
メールの実用的な目安:すべての添付ファイルの合計を、公式な上限のおよそ4分の3に抑えましょう。上限25MBのサービスなら、18MB以下を目指してください。
上限に収めるにはどのツールを使うか
- メールで送るには大きすぎる写真:画像圧縮ツールで長辺を1920pxにリサイズし、品質75にすれば、スマートフォンの写真は通常何分の一にもなり、1通にたくさん収まります。
- メールやDiscordで送る動画:動画圧縮ツールで目標サイズを指定します。たとえばメールなら18MB、Discordの無料の上限なら19MBにし、長めのクリップは720pにします。
- オンライン申請用のスキャンした書類:PDF圧縮ツールの「おすすめ」プリセット、ポータルが数MBまでしか認めない場合は「強力」を使います。
- 講座のプラットフォーム用のプレゼンテーション:スライド内の写真を再圧縮するPowerPoint圧縮ツールを使います。
- 長い音声の録音:音声圧縮ツールでモノラル、64kbpsにすれば、1時間あたり約29MBになります。
ウェブサイトのアップロードフォーム
求人サイト、大学の出願、行政サービス、保険金の請求、ネットショップは、それぞれ独自の上限を設けており、メールよりはるかに低いことがよくあります。1ファイルあたり数MBというのが一般的で、PDFやJPGなど特定の形式しか受け付けないフォームもあります。上限はたいていフォームやその説明文に書かれています。上限よりはっきり小さくなるよう圧縮してください。フォームによってメビバイト(1MiBは1,048,576バイト)で計る場合と10進数のメガバイトで計る場合があり、両者には5%近い差があるからです。
フォームが1つのPDFを求めていて、スキャンしたページが複数ある場合は、先にスキャナーアプリやPDFリーダーで1つにまとめ、まとめたファイルを圧縮してください。
リンクを送るほうがよい場合
そもそも添付ファイルに押し込むべきでないファイルもあります。高画質の長編動画、印刷用の写真コレクション、編集者に渡す録音素材などです。こうしたファイルには、表に挙げたサービスに組み込まれたクラウドのリンク機能がまさに適しています。GmailのGoogleドライブ、OutlookのOneDrive、iCloudメールのMail Dropです。TelegramやWhatsAppなどのメッセンジャーも、2GBまでのファイルを再圧縮せずに書類として送れます。圧縮が適しているのは、相手が受信トレイにファイルそのものを必要としている場合や、プラットフォームにサイズの上限がある場合です。